2017年8月7日月曜日

ミャンマー一日入国

パーイを出発して、ゴールデントライアングルに向かう。

そこは、ラオス・タイ・ミャンマーの三境国の場所。

昔はここがマリファナの売買地帯で治安も相当悪く一般人は近寄らないような街だったらしい。
しかしそれが今や、その歴史を逆手にとって、観光地としている面白い街だ。

メコン川の雄大さに感動しながら、この町を歩いて回ったが、とっても小さな町で昔の歴史を思わせるようなところは、ほとんどなかった。

タイにはいたるところに派手なお寺がありだいたいそこに登ると景色がよく気持ちのいい場所に立っていることが多く見受けられる。

ここの町のお寺も階段と坂を登っていくと、あまり管理されていないような場所だったが、景色がよく、しっかりと三つの国が見える良い場所だった。

ゴールデントライアングルを後にして、ミャンマーに隣接している町に向かった。

ミャンマーは入国にビザが必要なのだが、一日だけだったら、いらないらしい。

そのためタイのミャンマーに隣接する町で泊まり、一日ミャンマー見学をしに行った。

タイとミャンマーの境目は幅5メートルくらいの小さな川を境目とされていた。
その川べりの宿に泊まり外を眺めていたら、ミャンマーの人たちが投網を打っていた。
早速望遠鏡を取出し、覗くと、フナのような魚が網に入っていた、それを子供たちが集まって、子供たちに分けていたように見えた。

子供たちは、川で泳ぎタイ側の岸壁まで来たり、そこから飛び込んだり、ここが国境とは思わせない自由な遊びを展開しており、なんだか微笑ましかった。

次の日にミャンマーに入国。
アメリカドルで十ドル必要で、なおパスポートを預けなければならない、少し不安を感じつつ無事入国。

ミャンマーでご飯を食べていると、子供の托鉢僧が僕の前で止まって、お経を唱えてくれている。
これを受けると皆お金や食べ物を托鉢僧にさしだす。
タイで五日間いて、托鉢僧もたくさんいたがこれを受けたことが無かった。
周りの人たちは受けていても、観光客には来ないと思っていたが、ここミャンマーでは違うらしい。

一か月間東南アジアにいたがこれを受けたのはここミャンマーだけだった。

ミャンマーではその一回があると次々別の托鉢僧が来た。さすがに自分もお金に余裕のある旅をしていないためお金をぽんぽんあげることは出来ない。

急いでご飯を掻き込み、その席を立った。

町を散策していると、少しタイとは違った文化があるような気がする。
町にもよるだろうが、少しタイと比べて貧しいような気がした。トイレがあり入ろうとすると、そこに女性がたっており、お金を払わないといけない。大が限界まで達していたため、支払いトイレに入る。
便器には洋式なのだが座るところがない。
あの男子が立って用を足すときに洋式ならCみたいな形のを上げて用を足す。

そのCが無いのだ。そのため便器には皆のおしっこが飛び散っている。さすがにそこに座るのは気が引ける。
なので中腰になって空気椅子状態で大をする。その後はもちろんティッシュなんてあるはずもなくバケツの水でお尻を洗う。

あまり気持ちのいいトイレ空間ではないが、これも文化の違いでこういう経験は結構好きだ。

そして町の散策を続けていると、見たことある車が
日本製の軽トラ。

その荷台に人を乗せれるようにしてタクシー代わりにしている。

タイでは一台も見なかったが、ミャンマーでは何台も走っている。

こういうのを見ると国と国の関係性が気になってくる。

歩くのに疲れて座っているとおじさんが話しかけてきて、このトゥクトゥクに乗らない
かと言ってくる。

これ騙されるやつじゃないかなーと思いながらも話を聞くと、三百円でここ近辺の観光地に連れて行ってあげると。

それならいいかなと思い、お願いした。
乗ったトゥクトゥクが本当に古くてバイクのカブに荷台に座るところが付いている形式だった。もちろんセルなんかなく、キックでエンジンを付ける。がなかなか付かない。何度も何度もキックをしてようやくかかった。

大丈夫かな、という思いはあったが、なんだか面白そうでもあるのでそのまま乗り続けた。まあ運転の荒いこと。



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