2018年5月8日火曜日

旅の準備で思うこと

旅の準備がようやく終盤を迎えた。

あれもいる、これもいるといって次から次へと必要なものが増えてくる。そして次にあれもいるかな、やっぱり心細いな一応持っていっておこう、と必須ではないが、念のためというものが増え始める。


ただ旅の準備には本当にお金を使う。


今までのお金の使い方と根本的に異なってくるため、買い物をした後グッと疲れが出る。
今までのお金の使い方は、楽しいことをしたり、美味しいものを食べたり、大切な人にプレゼントしたりと、お金の即効性があった。


また罠の道具を買ったり、投網の道具を買ったり、ガソリン入れたりといったお金の使い方は、その先が確実までとはいかないが、ある程度「なにか」に変わることを想像できるようになっている。そのため数万の出費もそこまでお金を使う気疲れなんて感じたことが無かった。



しかし今回の旅の道具や、海外旅行保険などのお金の使い方は即効性もなく、これから旅に出るときに必要であろう道具であるため、これらの道具が、他の「なにか」に変わることはない。


その道具に今まで使ったこともないようなお金を支払うのである。例えば今まで雨の時に使用していたレインコートは3000円であった。それに防水スプレーを吹きかけ吹きかけ5年使用していた。


しかし今回の旅では、大雨の中、自転車で走らなければならないことを考えると、良いレインコートを持っておく必要があると思う。今回は18144円のレインコートを購入した。

今までの6倍の値段である。


このような物品が自転車用品も含め10点くらい重なれば、やはり心が疲れてくる。
このまま資金が底つくのではないかというような錯覚に陥ってくる。もっと貯めておくべきではなかったのか、というような弱音を吐きたくもなってしまう。


こんな風に買い物した後は気疲れが出てしまうのだが、結局旅の最中に助かるのは自分である。そして「良い物」はやっぱり長持ちする。今まで私は結構な安物買いの銭失いを続けてきた。たまにそのことに気づくこともあり、やっぱり良いものを買わないとな。と思うのだが、いざ商品の前になると、少し安いものでいいか、と妥協してしまう。



今回のレインコートを買う時には、隣に10000円弱のレインコートがあり、そちらに飛びつきそうになっていた。友人がセーブの声を発してくれたため思いとどまったが、1人だったならきっと10000円弱のレインコートを手にしていたと思う。ゴアテックスの機能があるかないかの違いだった。自転車で旅するときに着るなら間違いなくゴアテックス機能付きを選ぶのが普通であろう。それは頭の中では分かっているけど…という感じでいつも安いものを手に取ってきた。


これからは着る物であったり、持ち物といった、それ自身が「なにか」に変わることはないものでも、高くても「良い物」を買えるような買い物をしていきたい。








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